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【作業療法科】eスポーツ/ WizeFloor 作業療法に強い専門性を発揮できる人材を育成!

 

作業療法科では、作業療法士になるための専門的な知識・技術の習得、そしてその先にある、実習等を通した実践的なスキルの習得に加え、最終的には、国家試験合格を目標に、日々の学びを行っています。

 

また、今後の作業療法では、テクノロジーを活用した支が増えていくと考えられている中、当校でも、そうした新しい技術・メディアを活用した学びを導入しています。

 

それが   eスポーツ /  WizeFloor
作業療法士として、クライアントにとって意味のある活動(作業)を用いて治療していく上で、こうした「楽しさ」「関心」を引き出せるツールを活用した学びを、まずは普段の授業の中から取り入れ学んでいます。

 

 

【作業療法科】が毎年、7、8月に開催している総曲輪リハビリ祭。そして今年の3月に新川ハイツで実施したeスポーツ「太鼓の達人」。ここには、当校の学生に加えて、近くの新川高校のeスポーツ部の生徒のみなさんにも参加いただいて、eスポーツを使ったリズムゲームを、利用者のみなさまに体験いただいたのですが「太鼓の達人」を通じて、 ”遊びと治療(リハビリ)の統合”  というところを施設のみなさま、また学生、生徒たちは実践を通して理解しました。

 

新川ハイツにて(2024)

 

総曲輪リハビリ祭にて(2024)

 

 

理学療法科、作業療法科1年生合同、竹内先生の 解剖学 の授業。
理学療法士、作業療法士になるための基礎科目。

 

竹内先生の授業では、広く WizeFloor を活用した授業を行っています。
解剖学は多くの専門用語、構造、空間的関係を扱うため、記憶だけでなく視覚的・身体的な理解が重要です。WizeFloor のようなインタラクティブ・ツールを使うことで、身体を使って動きながら学ぶ「アクティブラーニング」が実現され、理解の深化が期待されます。

 

 

個人ワーク、グループワークで理解したことを、WizeFloorで記憶だけでない視覚的・身体的な理解にしていきます。また、WizeFloorは複数人での操作をおこなうことで、学生同士が話し合いながら進める協働型授業 が実現できます。

 

 

「この骨はどの筋とつながってたっけ?」と、学生たちは、クイズ・ゲーム感覚で授業を進め、もし、万が一間違ったとしても「間違った~~」と多少、笑いで流すことができることも魅力のひとつ?! なかなか参加意欲がない学生も、みんなでやる、ゲーム感覚で行えることで、入学して間もない学生たちのクラスの関係も強く、深くなっていきます。

 

 

間違ったところ、理解が浅いな~~わからないな~と、学生自らが申告してきたグループについて、改めて、竹内先生からの個別・特別授業が始まります。そうやって、確実な理解につなげていきます。

 

 

現代的なリハビリテーションの手法やクライアント中心の支援を考える上で、eスポーツWizeFloor を学ぶことは、今後、作業療法士を目指す上で、とても重要で意味があります。

 

eスポーツやWizeFloorを学ぶことは、

 

特に若年層やゲームに親しみのある高齢者にとって、リハビリや訓練への モチベーションを向上させる手段 になります。

 

・eスポーツでは、注意力、反応速度、手と目の協調などの 認知・身体機能のトレーニング が可能です。

 

WizeFloorでは、身体を使って床のプロジェクションとインタラクションするため、バランス、可動性、体幹の安定性の訓練に活用できます。 

 

今後の作業療法では、テクノロジーを活用した支が増えていくと考えられます。
こうした学び、富山リハビリテーション医療福祉大学校で一緒にやってみませんか。

 

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