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【作業療法科】富山県立南砺福野高校(福祉科)で出張授業
富山県立南砺福野高等学校ー福祉科 。
高齢者・障がい者の介護を中心として、 幅広く「福祉」について学ぶ福祉科では、高校卒業時には、介護福祉士を取得し、県内の福祉施設に就職したり、その先にある自分の進路にむけて進学したり…等、各々の学びを深めています。
本日は、10月に現場実習を終え、来年からの現場実習の教育効果がより高めらるように、「介護福祉士」の仕事に携わる考え方や姿勢、思いというところで共通する、でも異なる 作業療法士 の仕事に関する授業を当校の作業療法科の中川先生が行いました。
生徒たちは、「理学療法士は知っているけど、また、自分たちが実習に行く施設・病院にも作業療法士はいるけれど、そもそも作業療法士ってどんな仕事をしているの?」とか、「自分たちが学ぶ介護福祉士と作業療法士・理学療法士、医師、看護師など医療・福祉サポートチームが、利用者やその家族とどのような関わりをしているのか。また、その関わりを通して利用者やその家族にどのようにいいことがあるのか。」等、日頃から思っていた???を今日の授業で解消できた様子でした。
授業では、次回の現場実習で利用者にやってみることができる、「フレイル予防体操」を行ったり、「認知機能低下を予防するためのゲーム」にチャレンジしたり… 自分の知識・技術が増え、その知識・技術が、誰か大切な人の役に立つって、こんなにも嬉しいことはないですよね。今日は、そうした、次回の実習に役立つかもしれない授業も行いました。
みなさんには、あの時、勉強しておいてよかって良かった!と思える瞬間が、この先たくさんあると思います。だから、そのためにたくさんの人と出会い、たくさん経験して、たくさん勉強して… たくさんの知識と技術、人間(ヒト)をつくってください。そうした、たくさんの出会いや経験があなたをつくり、あなたの人生が今よりもっと面白いものになると思いますよ♬
(参加した生徒のみなさんの感想) ※一部抜粋
・今回の授業を通して作業療法士の仕事内容について理解が深まった。介護福祉士との違いについて学ぶことができた。
・作業療法は、できないことを一人でできるように考えて、手伝っていることだとわかった。そのために、片手で調理できる器具や片手で爪切りができる器具があり、そのような器具を開発したアイディアが素晴らしいと思った。
・作業療法士の仕事内容について理解が深まった。リハビリだけでなく、心理面のサポートもしていることがわかった。作業療法士の就職先として、高齢者施設や障害者施設だけでなく、子ども分野の施設もあることがわかり、進路先の一つとして考えたいと思った。
・作業療法士は子どもから高齢者まで支援できるとわかった。いろいろなところで作業療法士が働いており、学校にもOTがいることがわかった。子どもを支援する施設での動画を見たり、写真を見たりして興味を持った。作業療法士は心理面のケアもしていることがわかり、リハビリだけが役割ではないということがわかった。
・作業療法士と理学療法士の違いを知ることができた。実習でもリハビリをしている場面を見かけるので、今後見学させていただきたいと思った。
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高校の学びでもできるけれど、その学びを外部の違った職種、キャリアをもつ先生から学ぶことで、生徒の学びの理解はもっと深まり、進路選択の幅もさらにひろがります。
医療・福祉・調理・製菓というジャンルでの出張講座はもちろん、その学びの中で、チームワークや主体性、思いやりといった、これから社会で生き抜く高校生のみなさんに身につけるべきとされる「非認知能力」を育くむ取り組みを学校法人青池学園では行っております。
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