BLOGお知らせ・キャンパスブログ

富山県サッカー協会に向けて、理学療法科スポーツ専攻コースの学生がスタジアム建設提案を発表

 

~鹿島アントラーズスタジアムでの学びを富山へ還元~

 

 

理学療法科スポーツ専攻コースの4年生が、富山県サッカー協会のみなさまに対して、富山市で進められている「サッカースタジアム建設」に関する企画提案を発表しました。 

 

学生たちは、7月に実施した鹿島アントラーズスタジアム(茨城県鹿嶋市)での研修を通して、約4万人を収容するスタジアムのスケールや運営の仕組み、現場で活躍する理学療法士の仕事内容などを現地で学びました。

 

 

現地では、家族連れに配慮した観客席配置、スタジアムに併設されたクリニックやその連携体制、屋根付き人工芝スペースの多目的利用(サッカーやバスケットボールなど)、さらに試合日のサポートスタッフ業務など、現場を見なければ分からない視点を体験。


「スタッフの働き方改革」に向けた提案や、理学療法士だからこその医療的観点からの施設設計なども検討しました。

 

 

また、学生たちは「駅前に試合予定表を掲示する工夫」「ウォーキングスペースや人工芝リハビリエリアの設置」「観戦者だけでなく地域住民の健康づくりに寄与する空間設計」など、現地で感じた“良い点”を具体的に報告。


さらに、試合や練習がない日にも利用できる「運動教室」「子どもの遊び場」「飲食スペース」など、地域と共生するスタジアムの在り方を提案しました。

 

 

発表では、医療・福祉の視点に加え、施設の多目的活用・交通アクセス・観光要素なども盛り込み、若者ならではの柔軟な発想で富山のまちづくりに関わる姿勢を示しました。

 

 

今回の取り組みは、学生の思考力・想像力・発想力・チームワーク力を育む実践型教育の一環として行われたものです。大学等ではなかなか得られない、地域・企業・団体との連携力を生かした当校ならではの学びとして高く評価されています。

 

 

今後は、この取り組みを3年生に引き継ぎ、サッカースタジアム建設実現に向けて、議論と提案を重ねていきます。

 

「学生の声が反映されたスタジアム」が富山に誕生することを目指し、富山県サッカー協会との連携をさらに深めてまいります。

 

 

オープンキャンパス スケジュール・お申込みは こちら

一覧に戻る