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【作業療法科4年生】× 新川高校eスポーツ部と新川ハイツでeスポーツ体験
作業療法士を目指して学ぶ学生とeスポーツ部に所属する新川高校が、実践的な学びとして、新川ハイツ(魚津市)にてeスポーツを取り入れた作業療法の体験活動 を行いました。
作業療法科の学生にとっては、eスポーツ=介護・高齢者ケアにおける新しいアプローチ(デジタル活用)の実践と探求といった意味になりますし、新川高校eスポーツ部の生徒にとっては、普段は競技としてのeスポーツが今回は、eスポーツを通じた世代間交流になりますし、自分のスキルを社会貢献に活かすいい経験になります。
当校の学生や新川高校の生徒のみなさんは、これまで「学校」という、いつも同じメンバーで、小さな学びの組織の中で、変化から学ぶ、体験する、ということがなかなかできない環境の中で日々活動をしていますが、本活動を通して異世代ともつながることができ、またそこからこれまでにない学びを得ることができる機会となりました。
もちろん、新川ハイツの入所者の方にとってもゲームという新しい体験を通じて、楽しんだり、身体機能・認知機能の維持・改善につなげる等、今日、この時間に集う参加者 みんなが笑顔 になって、ワクワクできる 時間と空間になりました。
もちろん、ゲームを楽しむ一方で、
「はじめてのゲーム…難しい…」
「間違えたら恥ずかしい…」
「人の前にでるのはちょっと…」という方もいらっしいます。
けれども、施設の方曰く、
「最初は、今日の会に参加しないと話していた方が参加して、実際に体験までしている。驚きだし、嬉しい。」とか「なかなか部屋から出ることを渋る方も、今回参加して、手を叩いてニコニコ、身体を動かしている。eスポーツすごい!」と言った声を聞くことができ、まさに、そうしたことが作業療法(リハビリ)になっている、ということを直接、理解することもできました。
今日は、当校の学生にとってeスポーツを通じた実践的な学びや高齢者に寄り添った支援になりましたし、入所者、高校生、学生にとって、世代を超えた「共創」の体験、地域社会のつながり強化になりました。
「eスポーツ」は、身体・心・社会性を総合的に支援できる「新しい作業」として、作業療法の可能性をひろげており、当校でも、eスポーツを授業として行っています。
作業療法にeスポーツ?!
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